みずいろのぶん

自分の中の情報や考えのアウトプットと文章力の向上を目的にブログを書いています。

一番搾りが好きだ

お題「好きなビール」

 

ビールを好きになったのはここ1年くらいのことだ。

初めてビールを飲んだのは成人したての時で、父からもらったその一口はとても苦くて好きになれそうにもなかった。多分エビスビールだったかな。

それからしばらくして他大学のサークルの友達と飲みに行った。驚くべきことに、女子はほぼ全員カシスオレンジを頼んだ。

私もお酒なんて分からないからカシスオレンジを頼んだけれど異様な光景だ。初めて飲んだカシスオレンジは甘くてジュースのようだった。まあ美味しかったけどお酒を飲んでいる感じはしなかった。

結局そういった甘いお酒全般好きではないことが判明してもう一度ビールに口をつけてみた。すごく美味しかった。そのビールがキリンの一番搾りだった。

一番搾りの何が良いかって、その味が良い。苦くて喉越しが良くてアルコールを体内に入れている感じがする。酔い方も嫌なものではなくて、気分が少し高揚する程度。幸いなことにか私は顔色は変わらない方なので気にすることなくお酒を飲める。

一番搾りを飲めるようになってからエビスビールに再チャレンジした。父が好きなエビスはやっぱり私には苦くて大人の味だった。それでもどうしても父の飲むお酒が飲めないことが嫌でエビスビールに挑戦し続けた。結果サッポロのブランドの中なら私はエビスの琥珀なら好んで飲めることが判明した。

それでもやっぱりキリンの一番搾りの味が好き。

ちびちび飲むのが好きで、ぶっちゃけ常温でも多分美味しく飲める。本当のビール好きには眉を顰められそうな飲み方だけれど好きなものを好きなように飲む瞬間が好き。

ちなみに苦手なのはアサヒスーパードライサントリープレミアムモルツ

アサヒはごくごく勢いよく飲むのが一番美味しい飲み方だと思うけど、私はあまりそういう飲み方は好きではないので苦手な方。味は良いんだけど一番美味しい飲み方ができないのが嫌。

サントリープレミアムモルツはなんというかビールではないみたい。ビールの売り子をしていた時にお客さんが言っていた「上品な味」というのが一番しっくりくるかもしれない。

プレモルは騒ぎながら飲むよりも落ち着いて味わって飲みたい。

でも私は飲むときはみんなでワイワイ飲むからそういう意味でプレモルは苦手。美味しいものなのにその味に集中できないから。

成人を迎えて色々なお酒を飲むようになったけれど、私の飲みたい時の気分や飲み方に常に寄り添ってくれる一番搾りを超えるお酒はないかな。

ちなみに就職活動の際に上記4社で一番製品をくれたのはアサヒだった。そして全社落ちたがビールは今でも好きだ。