沈黙は金なり
『沈黙は金なり』
今日を振り返る際につくづく思う言葉である。
つい喋り過ぎてしまう私の口が上司の癇に触る。
というのも、私は目にしたもの耳にしたもの全てを整理せずにそのまま口に出してしまうことがほとんどだ。
研修の際に学んだ「報告はこまめに」というのを免罪符に、見聞きしたものを即上司に伝えてしまう癖がある。
しかし蓋を開けてみると、もっと自分の中で整理できる要素が山のようにある。
正直上司の前で喋りだしてから気づく。
最初の頃はそれでも上司は聞いてくれていた。
でも最近1度本気で怒られ、1度本気で苦言を呈された。
かなり凹んでいる。
夢にまで上司が出てきて怒られる始末。
もう本当に辛い。
しかも別に上司が間違っているわけではなくむしろ正論であるということが辛い。
言われた瞬間に自分のミスが曝け出されるからだ。
ここで思い出してみよう。
『沈黙は金、雄弁は銀』
何も語らず黙っていることは、すぐれた雄弁よりも大切であるということを意味する。
今の自分に送りたい一言である。
明日はしっかりと練りに練った上で上司の前に行くんだぁ。
・・・ぶっちゃけその位した方が自分にとっても実りある会話になるんだ。自分の頭を使って考えるし。
すぐに上司の前に立って何かを言ってしまうということは即ち、すべての思考から決断に至るまでを上司に丸投げしているということだ。
これでは自分が全く成長しないのではないだろうか。
自分の頭で考え判断し行動する。
2か月ほど前は当たり前に頭の中にあって、そのように行動していたのに今やその思考はどこに、、、。
毎日毎日自分に頑張れと言っている。頑張れ私、ちゃんと出来るよ私。大丈夫だよ私。頑張れ私。
もっと上に行くんだ私は。頑張れ。